インドネシア・ジャカルタのTop10 インターナショナルスクール(2025)

ジャカルタには多様なインターナショナルスクールが存在し、それぞれの教育方針やカリキュラム、文化的背景が異なります。
英国式、アメリカ式、オーストラリア式、ドイツ式、ニュージーランド式など、世界各国の教育モデルが集まり、国際的な環境での学びが可能です。
本記事では、特に人気と評価の高いトップ10校について、特徴・所在地・学費目安・入学条件・卒業後の進路までをまとめました。


所在地: BSD City, Tangerang(ジャカルタ郊外)
カリキュラム: ドイツ教育省認可、幼稚園〜高校
学費目安: 年間約80〜200万円(学年による)
特徴:

  • ドイツ語圏の教育を忠実に再現し、バイリンガル教育(ドイツ語・英語)も導入。
  • 生徒はドイツ国内の大学入学資格「Abitur」を取得可能。
  • 芸術・音楽・科学教育に力を入れており、国際的なコンテストにも多数出場。
    卒業後の進路: ドイツ、スイス、オーストリアなどヨーロッパ圏の大学への進学が多い。

所在地: Bintaro Jaya, 南タンゲラン
カリキュラム: 英国式(IGCSE & A-Levels)、IB DP
学費目安: 年間約200〜400万円
特徴:

  • 広大なキャンパスと最新施設(オリンピックサイズのプール、シアター、サイエンスラボ)を備える。
  • 英国式カリキュラムを基盤に、国際バカロレアとのハイブリッドで世界的な進学対応が可能。
  • スポーツ(ラグビー、クリケット)とパフォーミングアーツに特化した課外活動が豊富。
    卒業後の進路: 英国・豪州・米国の名門大学、オックスフォードやケンブリッジ進学者も多数。

所在地: Cilandak, 南ジャカルタ
カリキュラム: シンガポール式+英国式+IB
学費目安: 年間約120〜250万円
特徴:

  • STEM教育と探究型学習を重視し、数学・科学の国際オリンピック入賞者も輩出。
  • 小中高を通じて英語・中国語・インドネシア語のトリリンガル環境を提供。
  • クラスサイズは15〜20名程度で、個別学習支援が充実。
    卒業後の進路: シンガポール国立大学(NUS)、香港大学、米国・英国の工学系大学など。

所在地: Pondok Indah, 南ジャカルタ
カリキュラム: 英国式(Early Years〜Year 9)
学費目安: 年間約100〜200万円
特徴:

  • 少人数クラスと家庭的な雰囲気で、生徒一人ひとりの個性を尊重。
  • 学習だけでなく、人格形成(Character Education)にも注力。
  • 保護者との密なコミュニケーションで、家庭学習のサポート体制も強化。
    卒業後の進路: Year 10以降はBSJや他のIB認定校に進学し、英国や豪州の大学へ進むケースが多い。

所在地: Pasar Minggu, 南ジャカルタ
カリキュラム: IB PYP & DP、ケンブリッジIGCSE
学費目安: 年間約150〜300万円
特徴:

  • ニュージーランド資本の教育グループによる運営で、国際色豊か。
  • ICT教育が充実し、1人1台のデバイス支給、デジタルリテラシー教育も実施。
  • クラブ活動はロボティクス、デザイン思考、模擬国連など幅広い。
    卒業後の進路: オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・米国などの大学へ進学。

所在地: Kelapa Gading, 北ジャカルタ
カリキュラム: IB(PYP, MYP, DP)
学費目安: 年間約140〜280万円
特徴:

  • 米国式教育とIBを融合し、国際的な学びを提供。
  • スポーツ(バスケットボール、サッカー)や芸術(音楽・演劇)の課外活動が活発。
  • 多文化理解とボランティア活動を重視。
    卒業後の進路: 米国・カナダ・欧州の大学へ多数進学。

所在地: Kemang, 南ジャカルタ
カリキュラム: ニュージーランド式
学費目安: 年間約100〜180万円
特徴:

  • 幼児から中等教育までを対象に、温かく包容力のある教育環境を提供。
  • 生徒の幸福度や社会性の育成を重視。
  • 芸術・自然体験学習が豊富で、屋外学習プログラムも多い。
    卒業後の進路: ニュージーランド国内大学やオーストラリア・欧米の教育機関。

所在地: Pejaten, 南ジャカルタ
カリキュラム: オーストラリア式+IB DP
学費目安: 年間約150〜250万円
特徴:

  • インクルーシブ教育を掲げ、学習支援や特別支援ニーズへの対応に注力。
  • スポーツと芸術を融合した独自のアプローチ。
  • 年間を通して国際文化イベントを開催。
    卒業後の進路: 豪州の大学(シドニー大学、メルボルン大学など)や米国・英国へ。

所在地: Kemayoran, 中央ジャカルタ
カリキュラム: IB、ケンブリッジIGCSE
学費目安: 年間約90〜200万円
特徴:

  • 1950年創立のインド系財団が運営し、アカデミックな実績に定評あり。
  • 理系分野の教育が強く、国際科学フェアでの受賞歴多数。
  • 豊富な言語教育(英語・ヒンディー語・中国語)を実施。
    卒業後の進路: インド工科大学、米国・英国の理工系大学など。

所在地: Cilandak, 南ジャカルタ 他
カリキュラム: アメリカ式+IB、AP対応
学費目安: 年間約250〜450万円
特徴:

  • 1951年創立、ジャカルタ最大規模で3つのキャンパスを持つ。
  • 生徒の国籍は60カ国以上で、グローバルな環境が魅力。
  • 幅広い課外活動と進学指導体制を整備。
    卒業後の進路: 米国アイビーリーグ、欧州名門大学、オーストラリア主要大学など。

まとめ

  • ジャカルタのインターナショナルスクールは、教育モデル・学費・入学条件・進路実績が多様。
  • 学校選びの際は、カリキュラムの相性、キャンパスの雰囲気、進学実績、通学距離など総合的に判断することが重要です。
  • 実際に複数校を見学し、担当者や保護者から直接話を聞くことで、子どもに最適な環境が見えてきます。